|
『Fate/hollow ataraxia』(フェイト ホロウ アタラクシア)は、TYPE-MOONより2005年10月28日に発売された伝奇ビジュアルノベル。『Fate/stay night』のファンディスクであり、続編にあたる。 == 概要 == 戦いの物語であった前作から一転し、今作では穏やかでコミカルな日常を過ごしつつ、その裏に隠された「真実」に近づいていくという形になる。前作では敵として登場したキャラクターや出番の少なかったキャラクターも多く登場し、前作では語られなかった側面が補完されている。 TYPE-MOONの他の作品『歌月十夜』と同様にイベントフラグがオートセーブで累積されていくシステムを採用しているが、『歌月十夜』の問題点だった、一度しか見られないイベントや見逃したイベントを見るには一からやり直さねばならない部分を改善し、選択マップで重要性のマークを表示する事で分かりやすくしている。またTYPE-MOON作品で初めて回想モードを採用しており、見逃したイベントもクリア時に見ることが出来る様になっている。 今作でも本編である『hollow』パートでは前作のシナリオ担当奈須きのこが執筆しているが、それ以外の日常シーンのほとんどや、後述の『eclipse』の「後日談。」以外のシナリオは、奈須以外のサブライターが執筆している。 本作は『Fate/stay night』の続編とされているが、正確には『Fate/stay night』の3ルートいずれの後日談にも該当せず、武内により「各ルートの後ではなく、『Fate/stay night』というものにあてられたカウンター〔『とらだよ』でのインタビューより〕」という表現が用いられ、武内は「基本的にはプレイヤーさんの気持ちで解釈していただいて良い部分ではないかとも思います」、奈須は「我々としてはユーザーさんの想像にお任せしたいと思っています」とそれぞれコメントしている〔ただし、「勘のいい人であれば『あれ、この状況はあのルートの後のお話だな』と気付くかも知れません」という奈須きのこのコメントや、「このルートの後に起きたであろうという設定はしてあります」という武内のコメントもある〕。 初回限定版にはタロット風サーヴァントカードが、公式通販特典として小冊子『Fate/side side materiale 2』が付属した。 Windows Vista / 7 / 8などで遊ぶ場合、このディスクはそのままだとディスクチェックを通過できず遊べないため、TYPE-MOON ユーザーページ〔〕にてパッチをダウンロードする必要がある。 2013年5月25日発売の『月刊少年エース』2013年7月号より(角川書店)でコミカライズ版が連載を開始した。作画はアルティマエースや月刊Asukaにおいて『Fate/Zero黒』を連載していた雌鳥が担当している。 2014年1月30日発売の「TYPE-MOONエース」Vol.9にて、PS Vitaへの移植(移植の際、18禁CG及びシナリオの削除とコンシュマー向けにシナリオ改定と新規CGの追加)が発表され、2014年11月27日に発売された。フルボイスとなり、新たに挿入される2本のOPアニメーションをTVアニメ「ufotableが務める。限定版も同時発売され、ねんどろいどぷち「アヴェンジャー」と設定資料集が同梱される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Fate/hollow ataraxia」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fate/hollow ataraxia 」があります。 スポンサード リンク
|